2015年09月29日

マンガを描くための「はじめの一歩」


とりあえずいたずら描きでOK。
マイキャラで顔を描いて楽しもう。
斜め右向き、バストアップのキャラでいいです。

次に表情を描き分けてみましょう。
笑った顔、泣いた顔、怒った顔、驚いている顔などを描き分けてみるのです。
そこにフキダシを描いてセリフを書けば、キャラクラーに生命が吹き込まれます。
どんな表情とどんなセリフを組み合わせると、どんな状況のキャラクターになるのか?
たくさん描いて楽しんでみよう!

次の一歩は、キャラクターの全身を描く事。
様々な動作を描き分けてみましょう。
顔だけ描くのと違って、かなり難しくなります。
想像だけで身体の動きを描きわけるのは至難の技。
ポーズ集など本がたくさん出ているし、誰かにモデルになってもらって動きを観察して描いてみる…というのもありです。
最初は下手でも、描いているうちに描けるようになってきます。

ある程度身体の動きが描き分けられるようになったら、背景を描く練習をしてみましょう。
キャラクターと背景を組み合わせて描くと、そこに世界が生まれます。

背景をリアルに描くためには、遠近法などの知識が必要になりますし、キャラクターにリアリティーを持たせたいなら、デッサンやクロッキーのトレーニングも必要になって来るだろうと思います。

ここまでクリアできたら、マンガを描くためのステージに一歩踏み入れたことになります。
自分が作ったキャラクターを、自分の作った世界の中で、思う存分動かして楽しんでみましょう!



posted by かとう at 05:24| Comment(0) | マンガについて考える

2015年09月21日

コマでナニを見せるのか


マンガはコマ割りされた画面を通して「ナニカ」を見せる伝達表現ですが、では「ナニカ」とは何かというと「描き手が伝えたいこと」。

「伝えたいこと」が「的確に伝わる」表現になっているかが重要なのですが、読者の目に入ってくるのは「コマの中に描かれた絵」なので、絵の「上手・下手」がマンガの価値の判断基準になりがちです。

でも、重要なのは「絵の上手・下手」ではなくて、「伝えたいこと」が「的確に伝わる」表現になっているか…ここがポイント。

絵が上手くても、コマに「上手い絵が並んでいるだけ」ではマンガの面白さは伝えられません。

「コマの中に何を描くのか」によって「次のコマにどうつながっていくのか」を、タイミングを計算した「間」で見せていく。
日本の「ストーリーマンガ」は世界に類のない独特のものだと思うのですが、これが出来ていれば、たとえ絵が下手でも面白いマンガになります。



(もちろん絵が上手いに越した事はありませんけどね)(^_^;)

posted by かとう at 07:24| Comment(0) | マンガの作り方

2015年09月14日

「何が描いてあるのか分からない」と「何を描きたいのか分らない」の違い


「何が描いてあるのか分からない」マンガ(絵が描けないというのは除きます)と
「何を描きたいのか分らない」マンガの違いって分りますでしょうか?

「何が描いてあるのか分からない」マンガというのは、コマ展開をしていく中で、必要な絵が描かれていないということです。
例えば、「走っている主人公を見せる必要がある」コマなのに、主人公の上半身しか描かれておらず「走っている事が伝わらない」といった表現とか、最初に背景が描かれていないために「登場人物が何処にいるのか分からない」といった表現です。

これらは、いわゆる「マンガ表現」が分っていないために、それらの描き方で読者に伝わると思ってしまっている「何が描かれているのか分らない」マンガ。

こういう初心者の方の役に立てるのではないかと考えて、「マンガ表現」をマンガで解説したのが『マンガのマンガ/コマ割りの基礎編』というマンガです。


次に、「何を描きたいのか分らない」マンガとは、「マンガ表現」をしっかり踏まえて描かれているのに、読み終わっても何を面白がればいいのかが分らないマンガです。
ストーリーは分るし、キャラクターも動いてはいるのですが、マンガを通して「描きたいこと」が伝わらない。
内容が詰め込まれすぎていて、それらを披露するだけのマンガ。
ただ、淡々とストーリーが展開し、盛り上がりもなく、なんとなく終ってしまっているマンガ。
いったい誰が主人公で、何をしているのかが感じ取れないマンガ。

専門学校に来る「絵は描けるしストーリーもちゃんと考えられるマンガが描けそうな人」達は、ほとんどの人がこのタイプです。
こういうマンガは「構成力」が欠けているのです。

こういう人達に「構成力とは何か」を解説したのが『マンガのマンガ/ストーリー構成編』というマンガです。


専門学校に来るマンガ家志望の人は2通りに別れます。
「何が描いてあるのか分からないマンガ」を描く人か、
「何を描きたいのか分らないマンガ」を描く人です。
(時々絵が描けない人も来たりしますが・・・・・)


『コマ割りの基礎編』と『ストーリー構成編』を読めば、基本的なことは理解してもらえると期待しています。
基本的な「マンガ表現方法」と「構成力とはどういうものなのか」に気づいてもらえれば、ちゃんとしたマンガが描けるようになります。


自分のマンガは
「何が描いてあるのか分からないマンガ」なのか?
「何を描きたいのか分らないマンガ」なのか?
まず確認してみる事が大事だと思います。

もちろん、両方しっかりと描きこなせている人はOKですV(^_^)V

posted by かとう at 04:44| Comment(0) | マンガの作り方

2015年09月07日

構成力と演出力が大事


マンガを読んでもらうには、様々な手段で読み手に興味を持ってもらう必要があります。

まず、読者が最初に目を通す扉ページ。
扉絵とタイトルで興味を持ってもらう事が必要です。
扉に描かれた絵とタイトルと連動させて、興味をより大きくさせる工夫が重要。

扉に興味を持ってもらえれば、とりあえずページをめくってもらえ、最初の一コマに目を通してもらえます。
一コマ目にどんな絵を入れ、どんなセリフを伝えるか。
次のコマが見たくなるように、読者に興味を持たせる演出が必要になります。

左右見開きの最後のコマ(いわゆる「メクリ」のコマ)に、次のページの展開に興味を持たせる仕掛けをする。

こうして最後まで読者の興味を引きつけるる事で、マンガを最後まで読んでもらう事が出来るわけです。
当たり前の事だと思われるでしょーが、これがなかなか難しいのです。

思いついたストーリーをただ淡々と時系列で並べても、読者は興味を持ってくれません。
どういう語り口で、どういう構成の絵で読者の興味を引くのかがとても大切です。

ストーリー構成力と見せ方の演出力は「ストーリーマンガ」を描く上で不可欠なものですが、この事に気付かず作品を描いている方も多いようで、残念に思う事がしばしばです。



posted by かとう at 07:18| Comment(0) | マンガ家を目指す皆さんへ

2015年09月01日

難しい選択



同じ専門学校で同じようにマンガを学び、デビュー出来る人と出来ない人が出てくる事を考えると、本人の「頑張る力」が結局モノを言う‥という事なのかなぁと思います。

「これだけ」頑張ってるのにデビュー出来ないという人がいるかもしれません。
自分にとっては「これだけ」かもしれないけれど、デビューした人の量と比べると 圧倒的に足りないという事は考えられます。
あるいは、基本的な部分での才能がないのかもしれないし、単に運がないだけなのかもしれません。

で、諦めるか続けるか‥‥。

「続けていれば必ずデビュー出来る」というわけではないし、やめてしまえばそれでおしまい。

難しい選択だなぁと思います。


posted by かとう at 06:27| Comment(0) | マンガ家を目指す皆さんへ