2015年10月27日

講師になって見えてきたもの


今の私の仕事の大部分は「マンガを教える・添削をする」ということに費やされていますが、こういう立場になると見えてくるものがあります。

「人に見せるためのマンガ」には描き方のレベルがあり、それぞれのレベルがクリアできて初めて「面白いマンガ」を描くには・・・・・という段階に入ることができるのだ…という道筋がハッキリ確認できるようになりました。

専門学校で「教えられること」と「教えられないこと」の線引きが自分の中でできたということです。

「人に見せるためのマンガの描き方」というのは知識(構成や演出)・技術(正確なデッサン・パース・画面構成)であり教えることができます。
その知識を実践できるように練習することで、身につけることができます。

専門学校というのは、これらを学び実践するところなのですね。


専門学校で「教えられないこと」があります。

それは「面白いマンガ」の具体的な描き方。

「面白いマンガ」を描くには、マンガを描く知識(構成や演出)や技術(正確なデッサン・パース・画面構成)だけでは足りません。
「何を面白いと感じるのか」という作者のインスピレーション・アイデア・発想が重要になるからです。
こればかりは個人の持つ「感性」に関わるものなので、教えようがないのです。


逆な言い方をすれば、「感性」のある人が専門学校に来れば、間違いなく面白いマンガが描けるようになるという事になります。
知識や技術など、程度の差はあれ時間をかければレベルアップするものだからです。



posted by かとう at 04:54| Comment(0) | マンガ専門学校の講師の仕事