2015年12月28日

客観視の難しさ



自分の絵を「第三者の視点で見る」ことはとても難しいものです。
だから、自分の描いたキャラクターの「形の不自然さ」に気付けない事が多いです。
指摘されても、「そんなことはない」ように感じられてしまいます。

コロコロで「ワールドヒーローズ」を描いていた頃、「キャラクターの体型の不自然さ」を担当さんに何度か指摘されたことがあります。
言われても「そうかな…??」と素直に受け止められなかったのですが、指摘された以上は直さなければならないので描きなおしました。
しばらく時間が経って直したものを見ると、指摘が正しかった事が分かり納得した経験があります。

描き手には「癖」があるもので(それは絵柄の個性にもつながるものですが)、強すぎると違和感が出てしまいます。
でも描いている本人は気付かないものなのです。

それと同様に、自分が描いたストーリーマンガのコマ展開を「第三者の視点で見る」ことも難しいです。
「自分の頭の中では」しっかりと分かりやすいコマが展開しているので、それに気付けません。

ストーリー構成やコマ展開に関しては、「担当氏にネームをチェックしてもらう」事で客観視してもらいます。
指摘されても「なぜ分かってもらえないのか」と不満を感じることもしばしばですが、「伝わらない部分」が明確になる分、描きなおすのも容易になります。

ここで重要な事は、「適切な指摘が出来る人」にみてもらえる事。
「分かっていない人」に指摘され、それに従うと悲惨な目に会う場合があるので要注意なのです。


posted by かとう at 06:46| Comment(0) | マンガ家を目指す皆さんへ

2015年12月21日

セリフの書かれていないフキダシ



添削をする際に、フキダシにセリフが書かれていないネームに出会って驚いた事があります。
シナリオが添付されていたので、セリフをネームにわざわざ書く必要がないと思ったのかもしれません。
自分では「どんなセリフが入るのか」分かっていても、セリフはフキダシの中に書き込んでおく必要があります。

「シナリオ」と「セリフのないネーム」を照らし合わせて見て欲しいという事だと思うのですが、「何が展開しているのか」が見ていてもちっとも頭に入ってこなかった^^;

セリフは絵の一部であり、セリフと絵が連動してこそ、ストーリーマンガの一コマとして成立するものだという認識がなかったのだろうと思います。

チェックしてもらう場合は、「必ずセリフを書く」ようにしっかりと伝えました^^;



posted by かとう at 08:54| Comment(0) | マンガについて考える

2015年12月15日

今年ももうすぐ終わっちゃう



年々時間の過ぎるのが早くなり、寿命が短くなるのをヒシヒシと感じます。

「マンガを描いて原稿料をもらう」という生活から、「マンガの描き方を教える事でギャラをもらう」という生活になってずいぶん経ちました。

作品を描くのと同じくらい、教える事は楽しいです。
そして、「マンガを描く事を覚え、作品が描けるようになり、成長していく姿」を間近で観られるのは、ホントに嬉しいものです。
プロとして活動するまでに成長した姿は、神々しくさえ見えます。

が、同時にプロとして食べていく事がとても大変な事だと分かっているだけに、心配にもなるのです。
ぜひ頑張って欲しいと祈ってしまうのです。

みんな、がんばろーねp(^_^)q



posted by かとう at 14:43| Comment(3) | マンガ専門学校の講師の仕事

2015年12月07日

ツイッターを始めて3年になりました



当初は日常の事などをつぶやいていたのですが、「何か情報を発信出来て、誰かの役に立てたらいいな」と思うようになり、「ストーリーマンガ」の制作やそれに関する経験談などをつぶやく事がメインになりました。

ツイッターに限らず、ネットには様々な生き方・考え方の人がいて、情報発信に対して様々な反応があります。
「すべての人が同意してくれる」など、あり得ないことは分かっているにも関わらず、批判的なリツイートがあると当初は落ち込んでいました。

「私の言い方が悪いから誤解を生むのかも…」
「もっと分かりやすい言い回しがあったのかも…」

最近気づいたのですが、批判的なリツイートを見ると「ツイートの前後・それまでの流れを無視して、一部分だけを自分なりの解釈をして反応している」らしいということが見えてきました。
反応がトンチンカンなモノが多いので、遅まきながら「そういう事なのか…」と理解出来た次第です。

同じツイートに対して理解し納得してくれる人もいる訳ですから、「私の言い方」の問題ではなく「受け止める人の理解力と姿勢」の問題なのだろうと考えられるようになりましたので、以前ほど落ち込むような事はなくなりました。

……が、ツイッターの方でも繰り返しつぶやいているように、所詮は私個人の「ストーリーマンガ」論でしかありません。
納得していただける部分は参考にしていただき、そうでない部分はスルーしていただくのがありがたいです。



posted by かとう at 06:14| Comment(0) | つれづれなるままに