2016年03月28日

「ストーリーマンガ基礎表現教室」の進行状態


意欲的に課題に取り組む方が多く、とてもよい形で進行しています。

多くの方から課題が提出され、気になった点や「こうしたらどうか」といったアドバイスをするのですが、課題提出が集まれば集まるほどそれらが有効な教材となっていきます。

「優れた1点の課題サンプル」を見本にするより、「欠点のある課題」と「対応したチェックポイント」がたくさんサンプルとしてあったほうが効果的だと私は思っています。

前者だと「こう描かなくてはならない」になってしまいますが、後者だと「こういう描き方をしなければ、自由に描いていい」という描き方が出来るからです。



新しい課題を考え出していかなくてはならないのがやや難儀ではありますが、面白い教室になっていきそうなのでがんばりたいと思っています。
posted by かとう at 08:34| Comment(0) | マンガ専門学校の講師の仕事

2016年03月21日

マンガを描き続けてよかったこと


マンガが好きになり、自分でノートにマンガを描き始めたのが小学6年生の時。
それ以来、ずーっとマンガを描き続けている。

つらい事や悲しい事があっても、生きていく上での支えになっていた。
孤独を感じた事がない。
自分が劣っていると思った事がない。

自分で「世界」を作れる事の楽しさは、描く事が出来る人にしか理解してもらえない。
それを知っている自分は、なんて幸せ者なのだろうとずーっと感じて生きている。

仕事や私生活で失敗して落ち込んだ時も、自分にはマンガがある!と立ち直れた。
デビュー前もデビュー後も、常にそうだった。
落選したり打ち切りになったりしても、人は見る目がないから仕方がないと本気で思っていた。

バカなのかもしれない。
でも…それでいいのだo(^_^)o

「自分が描いているマンガが一番面白い!」と思うことも出来ず、マンガを描き続けられるものかって本気で思う私です。


posted by かとう at 04:32| Comment(0) | myマンガ道

2016年03月14日

「ストーリーマンガ基礎表現教室」の事


ツイッターで新たに「ストーリーマンガ倶楽部」を作りました。
ストーリーマンガ制作に特化したアカウントです。

「真剣にストーリーマンガ」を描きたい人に絞り込んだ内容で、私もかなり真剣です。
そのためには、フォローする側・される側の信頼関係が必要になる為、承認制の鍵付きアカウントにさせていただきました。
ちなみに、「既にプロとして活動されている方」や、マンガは大好きだけど「マンガを描くつもりのない方」はご遠慮いただいています。

なぜそんな事を始めたのかというと
「1人でも多くの方にマンガが描けるようになってもらい、1本でも多くの面白いマンガを世の中に生みだしてほしい」という願いです。

そんなわけで始めた「ストーリーマンガ倶楽部」ですが、本アカウントとの差別化をどう考えたらいいのか迷いました。

参加者の提出した「かとう式マンガ表現基礎課題」に対して、「気付いた点・簡単なアドバイス」を続けているうち、見えてきた事があります。

日頃、本アカウントでつぶやいている事は言葉による抽象的なメッセージでしかないのですが、提出された課題とアドバイスを同時に見てもらうことで、メッセージが具体的になる事に気付きました。

(°_°;)   これって、学校で行っている授業と全く変わりないじゃん。
ということで、アカウント名を「ストーリーマンガ基礎表現教室」に変更した次第です


参加者の方がとても熱心で、私のアドバイスを受け入れてくれ、真摯な態度で描き直しをしてくれます。
その結果、他の参加者の皆さんにも「ビフォアー・アフター」を見ていただくことで、私のアドバイスが具体的な形として見えてくる事になります。

同じ一つの課題でも様々なアプローチの仕方があって、私にとっても刺激のあるアカウントになりました。


posted by かとう at 06:08| Comment(0) | マンガ専門学校の講師の仕事

2016年03月07日

コマの中に描く情報


一つのコマの中に「たくさんの情報が詰め込まれている」と、伝えたいのがどの情報なのか読み取りにくくなります。

必要以上にセリフや描き文字が描きこまれている。
無関係なキャラクターや背景・小道具が描きこまれている…といったコマ。
それらが次々に展開すると情報を整理するために頭が混乱し、読み手は何が描かれているのか解らなくなってきます。
やがてだんだんと読むのが面倒になってきて、読むのを止めてしまうことになりがちです。

その逆も然りです。

何処にいるのか分からない。
位置関係がつかめない。
キャラの区別がつかない。
キャラが何をしている仕草なのかが分からない。
表情の描写が曖昧で心情が伝わってこない…といったコマのように、「必要な情報」が描かれていないと、読み手は脳内補完をせざるを得なくなります。
それらが続くと、脳内補完に限界が来て、理解不能になり読むのが面倒になってきます。
で、結果読むのを止めることになります。

必要な情報を適切にコマの中に納めると、分かりやすく、テンポのいいコマ展開になるのですが、慣れないうちはそれがとても難しいものなので、みんな苦労をするのですけどね(^_^;)


posted by かとう at 06:40| Comment(0) | マンガ家を目指す皆さんへ