2016年09月26日

添削という仕事


ストーリーマンガの添削って、「感想を述べる」ことではない。
「どこ」が「どう具合が悪い」のかを「具体的に指摘」し、「どう直したらいいのか」を「具体的に示す」事。

例えば、「分かりにくい描き方なので、もっと分かりやすい描き方を!」とか添削されても、余りに抽象的すぎて役に立たない。

分かりにくいのは「絵」なのか「コマ展開」なのか「文法的な問題」なのか「ストーリー構成」なのか、あるいは…と、いくらでも該当するものが出てくるのはずだなのだ。


「具体的にどこが分かりにくい」のか、「なぜ分かりにくいのか」を指摘して、「どうしたら分かりやすくなるのか」をアドバイスして初めて添削といえる。

「未熟な作品」には「具合の悪い所」が山ほどあって、全てを具体的に指摘していったら大変な時間を必要とするし、指摘される方も混乱するばかりになる。

そこで、もっともポイントになる部分を指摘して添削する事になるが、「そんなことを聞きたいのではない」という場合もあるみたいで、なかなか難しい仕事だと思うことがある。




posted by かとう at 06:18| Comment(2) | myマンガ道