2016年01月25日

課題の意図を読み取らない(読み取れない?)人の話


多くの受講生や学生の提出課題を見てきました。
割合としてはごく少数ではあるのですが、添削困難な提出課題に直面する事があります。

例えば「大人と子供の描き分けをしてみよう」という課題があるとします。
大人と子供では、「体型の違い」や「顔のパーツのバランスの違い」があり、そのポイントを押さえて描けば、大人と子供の描き分けが出来るようになります。

課題の意図が分かっていれば、自分なりに「大人と子供」を描いて提出するのが普通です。
提出された課題に対し、適切に描かれている部分にはOKを出し、描き分けられていない点は「作例を描いてアドバイス」をする。

このやりとりがあって「課題提出・添削」が成り立ち、描き分けのポイントを身につけてもらう事ができます。

ところが、「読み取れないから」なのか「意図的に」なのか判断がつかないのですが、必ずと言っていいほど「意図から外れた」課題作品を提出する人がごく一定数存在します。

例えば、
「カエルとおたまじゃくし」を描いて提出する人。

確かに大人と子供には違いないし、ネタとしては笑えます。

お互い「マンガを描く人間」なので、「ユーモアで解釈するセンス」は評価してあげたいとは思います。
しかし、課題は「人のキャラクターの描き分け」という「お題」なのですから、「カエルとおたまじゃくし」を提出されても添削のしようが無いのです。

実に対応に困る瞬間なのです(⌒-⌒; )


【マンガ専門学校の講師の仕事の最新記事】
posted by かとう at 05:04| Comment(5) | マンガ専門学校の講師の仕事
この記事へのコメント
それって毎回曲解の余地のあるお題の出し方をしているんじゃないですか…?
そりゃどんなこじつけも回避するのは無理にせよ
「人間の大人と子どもの全身の描き分けをしてみよう」程度には
明示したほうがいいと思います。

「わざと曖昧に見えるお題出して暗黙の了解を押し付けたがるのが腹立つ」
と内心思ってる生徒さんも結構居るのでは。
Posted by 一 五明 at 2016年01月25日 08:44
>「人間の大人と子どもの全身の描き分けをしてみよう」程度には明示したほうがいいと思います。


「人物の描き分け」という項目内の課題であり、テキストに「大人と子供の作例も添付されている」ので、「暗黙の了解を押し付けている」と腹を立てているとは思えません。
Posted by かとうひろし at 2016年01月25日 18:25
こんにちは。私は小さい頃から漫画家になりたいと思いながら今まで生きてきました。
ですが最近親と就職についての話をするようになり、親が漫画家を目指すことについてとても不安を抱いています。
正直自分も親を不安にさせて申し訳ない気持ちでいっぱいです。漫画家は才能が無いとなれない仕事だから無理だと色んな人に言われたこともあります。
だけど簡単に諦めるつもりは一切ありません。1度しかない人生を自分のやりたいことを叶えるために生きたいです。先生は漫画家になる前に何か仕事をしながら漫画を描いていましたか?
近々投稿をしようと思っています。結果がどうであっても受け止めて精進します。
Posted by 生き急ぐ at 2016年01月26日 17:33
最近は、漫画家なる事に関して親御さんが応援しているケースも出てきているようですが、基本的には反対されるものだと思います。

私自身も両親は大反対でした。
学校卒業後、会社勤めをしながらマンガを描き投稿を続けていました。

まず食べていくことが出来なければ、好きなマンガを描く事もできなくなりますからね(^_^)

マンガ家になってからも、マンガ以外の仕事をフリーの立場で続けています。
マンガ家になる事以上に、マンガ家を続けていく事は大変です。

まずは社会人として自立する事が大事だと思います。
Posted by かとうひろし at 2016年01月26日 18:22
お返事ありがとうございます。漫画家はなってからが大変だと色んな雑誌で読んだことがあります。決して楽な道ではありませんが、まずは生活するためのことをしっかりと考えて目標が達成できるよう努力します。
貴重なご意見ありがとうございました。
Posted by 生き急ぐ at 2016年01月26日 20:53
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