2016年09月12日

どの程度の描き込みのネームを描くべきか



専門学校に来る学生は、基本的に「ストーリーマンガ」初心者が多いです。
ストーリーマンガを描く勘所をつかんでもらう為に、最初は「ネーム」は丁寧に描いてもらっています。

そうしないと、「何が描かれているのか一向にわからないネーム」が出来上がってくるため、アドバイスのしようがないからです。
(大雑把でも、何が描かれているのか分かるように描くのは技術が要るものなので、ラフに分かるように描くのは、逆に初心者には難しい。)

ある程度ストーリーマンガを描くことに慣れてくると、ラフなネームでも何が描かれているのか分かるようになってきます。
丁寧にネームを描くと時間がかかるため、「もっとラフに描いて時間を有効に使うように」と指導を切り替えるのですが、そのタイミングが難しい。


丁寧に描くことに慣れてしまうと、「ラフに描くことが出来なくなる」という困った状況が起きるからです。

ネームに時間がかかる原因が、「丁寧に描いているから」…というのはよろしくない。
コマ構成・ストーリー展開・演出のチェックに時間をかけるのが、本来のネームの時間の使い方だからです。



posted by かとう at 12:26| Comment(0) | マンガ専門学校の講師の仕事
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: