2016年09月26日

添削という仕事


ストーリーマンガの添削って、「感想を述べる」ことではない。
「どこ」が「どう具合が悪い」のかを「具体的に指摘」し、「どう直したらいいのか」を「具体的に示す」事。

例えば、「分かりにくい描き方なので、もっと分かりやすい描き方を!」とか添削されても、余りに抽象的すぎて役に立たない。

分かりにくいのは「絵」なのか「コマ展開」なのか「文法的な問題」なのか「ストーリー構成」なのか、あるいは…と、いくらでも該当するものが出てくるのはずだなのだ。


「具体的にどこが分かりにくい」のか、「なぜ分かりにくいのか」を指摘して、「どうしたら分かりやすくなるのか」をアドバイスして初めて添削といえる。

「未熟な作品」には「具合の悪い所」が山ほどあって、全てを具体的に指摘していったら大変な時間を必要とするし、指摘される方も混乱するばかりになる。

そこで、もっともポイントになる部分を指摘して添削する事になるが、「そんなことを聞きたいのではない」という場合もあるみたいで、なかなか難しい仕事だと思うことがある。




posted by かとう at 06:18| Comment(2) | myマンガ道
この記事へのコメント
この添削が出来ない編集さん結構コミティア等の出張編集部で出会います。

なかなか欲しいヒントを貰えず抽象的なことばかりしか聞けずにいたので、
今度からは具体的なポイントを指摘して貰えるよう言ってみます。

Posted by 趣味で漫画描いてます at 2016年11月11日 18:14
編集者はマンガを描けないので、読者の視点でしか捉える事ができません。

読者の視点で「具体的な問題点を指摘してもらう」事は出来ても、「具体的にどうしたらいいのか」のアドバイスは難しいかも。
Posted by かとうひろし at 2016年11月13日 14:31
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