2016年11月02日

アドバイスを無視する学生の話


ストーリーマンガを描く上で、基本的な約束事というのがあります。

例えば、プロ用のマンガ原稿用紙は1.2倍の大きさに拡大して描いているので、当然セリフの文字も大きめに描く必要があります。

「大きめに書かないと印刷時に支障が出るから」と、何度アドバイスしても直す事をしない学生がいたりします。

直そうとはしているけれど、他の修正箇所に夢中になって忘れてしまうのかもしれない。
あるいは「文字を大きく書くだけ」というのは、なんの苦労もなく 直せると思っているので(実は大変な修正を意味するのだが)、「修正行為」としての認識がないのかもしれない。

結局出来上がった原稿は、明らか文字が小さ過ぎる(フキダシが小さ過ぎる)原稿になっており、なんのためのアドバイスだったのか分からない事になります。

プロの目から見れば、「たかが文字の大きさ、されど文字の大きさ」なのです。

相手が編集者 だった場合、3度以上同じ事を繰り返すと呆れ返られ見放されるかもしれない…という覚悟は持っていた方が良いです。

これはマンガに限らず、どんな仕事においても共通すると思います。

「仏の顔も三度まで」というのは、まさにこれだと思うのです。


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posted by かとう at 06:04| Comment(1) | マンガ専門学校の講師の仕事
この記事へのコメント
一度、同人誌なり印刷物で確認させるのも手ですよ。
私も同人誌を作って色々思い知らされたこともあるので
Posted by 趣味で漫画描いてます at 2016年11月11日 18:24
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