2016年11月10日

読み切りストーリーマンガの主人公の描き方



「誰が主人公なのか」「どんな主人公なのか」を、ちゃんと分かるように伝えるのは重要なポイントです。
主人公が分からないとストーリーの軸が見えにくくなり、何を見せたいのかが分かりにくい展開になってしまいます。

学生が描く読み切りストーリーマンガでありがちなのが、「魔物を退治するハンター」と「巻き込まれてしまう少女(または少年)の話。

巻き込まれてしまう少女(または少年)の視点でストーリーが展開し、「ハンターに助けてもらうまでの内容」になるパターンが多いのです。

少女(または少年)の視点で描かれている以上、主人公は少女(または少年)が主人公だと思って読者は読み進めます。
ところが、ハンターの活躍がメインになってしまう展開だと、「主人公の座」はハンターに移ってしまい、ストーリーの軸にねじれが生じて「どんな主人公が何をする話なのか」が分かりにくくなります。

少女(または少年)が主人公であるなら、ストーリーの軸は必ず少女(または少年)に置く事。

主人公は「してもらう」存在ではなく「してあげる」存在である事がポイント。

話を構成する上で、「誰が主人公なのか」をしっかり演出してストーリーの軸にねじれを生じさせない工夫が必要になります。



【マンガの作り方の最新記事】
posted by かとう at 07:38| Comment(2) | マンガの作り方
この記事へのコメント
はじめまして
ネットで知った情報から、駆けろ!大空を読ませていただきました。
とっても面白かったです!キャラクター1人1人が印象に残ってて、キャラの設定をもっと詳しく知りたかったものです。
ちなみにサイファーも読みましたが、すごいグロいですね!これがコロコロで連載されてたなんて信じられません。貶してはいませんよ(笑)
どちらもコロコロ向けの内容ではないなという印象で、そのせいか急な終わり方を迎えてるのがもったいないと思いました。
ところで、今はコロコロアニキという大人になったコロコロ読者向けのものが刊行されているようですね
是非その漫画誌で、かとうひろしさんが描ききれなかった駆けろ!大空のストーリーを見てみたいです。
どちらも読み応えがあり、無料公開してある事に感謝です。ありがとうございました
Posted by at 2016年11月14日 11:48
ありがとうございます。
もう20年近く前の作品になりますが、楽しんでいただけたようで嬉しいです。

コロコロアニキからは何の依頼もないので、掲載は無理だと思いますが、そう言っていただける事に感謝です。
Posted by かとうひろし at 2016年11月14日 19:46
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: