2017年01月17日

気持ち悪いと言われる?



専門学校の学生から聞いて、「へぇ〜今の時代はそうなのか」と思った。
「マンガを描いている・漫画家になりたい」と言うと、オタクだと思われ、気持ち悪いと言われる…らしい。

「…らしい」と書いたのは、私自身そういう言われ方をした事がないからだ。

もっとも私がまだ若い学生の頃には「オタク」という言葉自体無かったし、マンガを描く人が周りにいること自体が珍しい時代だったから、そういう言い方をされなかったのかもしれない。

それにしても、「マンガを描いている事」が気持ち悪いのだとしたら、当時「オタク」という言葉はないにしろ、私も気持ち悪がられていたはずなのだ。

小・中・高を通じて、クラスのみんなは私がマンガを描くのを知っていた。
「うまいね〜!!」と褒められることはあっても、「気持ち悪い」と言われたことは一度もない。

では「漫画家になりたい事」が気持ち悪いのだろうか?

たしかに「漫画家」という仕事はかなり特殊であり、「なりたい」から「なれるという職業ではない。
小学1年生が何の根拠もなく「ボクは大きくなったらサッカーに選手になりたいです!」というニュアンスを醸し出しているようには思える。
そこの部分なのだろうか?

私自身、小学生の時には「漫画家になりたい!」と公言していたけれど、中学に入ってからは「漫画家になりたい」と言わなくなっていた。
簡単になれる職業ではないという一般的な考え方が理解出来たので、根拠もなしに公言するのはリアリティーに欠けるし、ちょっと恥ずかしいかもという理性が働いたのだと思う。

あくまで私の推測でしかないが、そういう事なのだろうか。

「オタク」=「気持ち悪い」というレッテルが先ずあって、「なんか人とは違う→ちょっと変→マンガ描いてる→わっオタクだ→気持ち悪い」となるのかなぁという思いもある。

どういう理由にしろ、勝手に言わせておけばいいと思うのだ。

映画「まあだだよ!」の中で、黒澤明が言っている。
「自分にとって本当に大切なものを見つけるといい。見つかったら、その大切なもののために努力しなさい。」

「大切なもの」がマンガであれ何であれ、人が生きていく上でそれはとても幸せな事だと思うのだ。









posted by かとう at 11:25| Comment(2) | つれづれなるままに